睡眠中の緊張状態が不眠を招く?!
就寝中、パッと目が覚めたとき、ガチガチに顔に力が入っているときってありませんか?
そのガチガチが、睡眠の質を低くしてしまっている可能性があります。
寝ているときに、頬、眉間、こめかみなど、いろいろなところ力が入っていないかチェックしてみましょう。
ガチガチになっているところがあれば、そこを緩めることで、ぐっすり眠りやすくなります。
起きているときは口角を上げたり、口を閉じようとするだけでも、口のまわりの筋肉を使うものです。
それがたるみ防止にもなるので、起きているときはそれでいいのですが、
寝るときは体の緊張を解いて、リラックスさせておくと良いでしょう。
体を緩めると言えば、
お風呂のときも気を付けたいです。
自分ではリラックスしているつもりでも、無意識に体のどこかに力が入っているものです。
体を温めることは、緊張やこわばりを取ることです。
温めるときは、体中の力も抜くと、1日の緊張状態が解かれて、ねむりにつきやすくなるのです。せっかく眠りについたら、朝までぐっすりと熟睡したいですよね。
無理な体制をしていると、寝苦しくなって、夜中に起きてしまいやすくなります。寝ているときには汗もかくので、パジャマや寝具の素材はとても大事です。通気性があり、保温性のあるパジャマや寝具を選ぶと、心地よい眠りにつきやすくなります。通気性が良くて、汗も吸ってくれるのがコットンのパジャマです。
体を締め付けないものを使いましょう。
そして、首回りに適度な開きがあるものがおすすめです。
枕の高さも重要です。高すぎる枕を使っていると、二重あごになりやすくなるし、首にしわができやすくなります。
枕を使う時は、頭だけを乗せるというよりは、肩から上を乗せる感じで横になると、首から頭にかけて、すっぽりと包まれてリラックス度が高まります。そのために、
大きめの枕を使うと良いでしょう。
適度に沈んで、通気性の良いものを使いましょう。
寝る前のリラックスという意味では、
ベッドに寝転んでメールを打ったりすると、ガチガチに緊張しやすくなるのでNGです。
仕事の締め切りに追われていたり、明日、大事なミーティングがある、というような場合は、脳そのものが緊張状態になります。
その緊張は頭皮にも伝わり、頭がガチガチになります。
せめて頭の外側をマッサージすれば、頭の中も休まりやすくなるのではないかと思います。そして、寝る前にパソコンやスマホ、テレビを見ないようにすることで、無用な緊張を避けられます。
特に、
部屋の電気を消してから見ないようにすること。
光の刺激があると、脳が興奮して、寝つきが悪くなってしまいます。
そうなると、脳はなかなか休まらなくなってしまうのです。
寝るときは体をリラックスさせましょう。
ベッドの上で思い切り伸びをして、だらっと脱力します。
顔も目も口も、ぎゅーっと思いっきり閉じ、力を入れて、それから“はーっ”と脱力します。
緊張させて、それから息を吐き出しながらどんどん力を抜いていくと、無心の状態になって体がくつろぐのです。